③生きている証?からのつづき
初めての入院が決まってからは検査に次ぐ、検査。
救急搬送されたその日から色んな検査が始まりましたが
一番きつかったのは肺活量の測定ような?検査。
ポイントは息を吐き切った後、
どれくらいもう一息を吐き出せるか。
それも自分のタイミングではなく、
看護師さんが”ハイ!”と言うまで吐き続けないといけない。
その日の僕の体調からいえば、
死にそうになって病院に来たのに
”殺す気か?”と叫びたくなるくらいの検査で、
吐き切った息の後に肺から絞り出す息の量が問題らしく・・・。
その日の僕の結果はあまりにも貧弱なもので
到底データとして使えるものではなく・・・
ただただ疲れ果て・・・運ばれた病院で
もう一度、倒れそうになってしまいました。
あとで主治医から聞いた話ですが、
その肺活量の検査は、その後飲むことになった
白血病の特効薬とされる
薬の副作用が出た時に、
僕の体が耐えることができるか?を
前もって確認しておくもので
その検査の結果しだいでは、
いま一番効果のある薬が使えないこともあったそうです。
結果的に、いまこうしてブログの更新ができているのは
その薬に耐えるだけの体力は残っていたと言うことで・・・。
自分の体ではあるけれど、
別物のような体そのものに・・・感謝です。
つづく・・・。