2016年2月18日木曜日

②救急搬送

『①ブログ・公式サイトを更新できるまで・・・。』からのつづき。


体に全く力が入らなくなって救急車で70キロほど離れた大きな病院まで運ばれました。

途中、救命救急士と地元のかかりつけの病院との会話の中で自分が白血病の疑いがあることを知りました。意識はちゃんとあったのですが、その病名に対してびっくりするというよりも『そうなんだ・・・』と言うぼんやりとした感覚だっとような気がします。

前々日に自分で”この疲労感は何かおかしい”と思って近くの病院で診てもらったのですが、その時の採血の結果がその日の朝に出ていたのが幸いして、直ぐに大きな病院に救急搬送してもらえたわけです。

その時の採血の数値は白血球が正常値の100倍、赤血球・ヘモグロビンは正常値の5分の1程度でしたから酸素不足になって体の筋肉が動かなくなるのも当然です。後から知りましたが、貧血状態がゆっくり進むと体がそれに慣れ(高山トレーニングのようなものらしいです。)いよいよ『もう無理』と言うところまで来て動けなくなったようです。意識が飛ばなかったのが不思議です。

入院当初の主治医の見立てでは、白血球の多さと、この極度の貧血状態から慢性骨髄性白血病の※急性転化の可能性もあると言うことで、骨髄検査の結果がわかるまでは”危ない”かもしれないと思いを抱えたまま不安な夜を迎えることになりました。(2015年7月1日:入院1日目)

つづく。

※急性転化(慢性骨髄性白血病の病状が悪化した状態。この状態になると病状によっては治療ができないこともあるそうです。)

PS:これを読んで頂いている方にご心配をかけたくないので追記させて頂きますが
現在は無理はできないのですが、”薬”のお陰でほとんど元気だったころと変わらない生活ができていますのでご安心ください。